「ANA HAWAii」の全貌が発表されました!
全日空(NH)は4月25日、2019年春より東京=ホノルルを結ぶ路線に3機導入する世界最大の旅客機エアバスA380型機の3機の機体デザイン、ならびに機内仕様を決定しました。
ANA HAWAiiは全てが一新されたシートプロダクト
3機ともに2階建てで、座席数は全520席。
ファーストクラス8席:ホノルル線初です。

ファーストクラス
ファーストクラスの座席配列は1-2-1で、ドア付きの個室型シートを採用。フルフラット時は全長200センチメートルのベッドになるもので、32インチのタッチパネル式液晶スクリーン、テーブル、読書灯および食事灯、ジャケットを収納できるクローゼット、小物入れなどを設けた。
ビジネスクラス56席:フルフラットシートになる隣り同士でお座りいただけるペアシートをご用意

ビジネスクラス
ビジネスクラスもファーストクラス同様の座席配列で、中央席には隣り合わせで座れるペアシートを配置。フルフラット時は全長194センチメートルのベッドにすることができ、スクリーンは18インチ。
プレミアムエコノミークラス73席:ゆとりある38インチのシートピッチ

プレミアムエコノミークラス
プレミアムエコノミークラスの配列は2-3-2で、シートピッチは38インチ。最前列を除いて15.6インチのタッチパネル式モニターを配し、6段階に調整できるヘッドレスト、レッグレスト、フットレスト、小物の収納スペースなども用意する。
エコノミークラス383席:日本の航空会社で初となるカウチシート「ANA COUCHii」を導入

エコノミークラス
カウチシートの「ANA COUCHii」 エコノミークラスの配列は3-4-3で、シートピッチは34インチ。タッチパネル式モニターは13.3インチで、ヘッドレストは6段階に調整できる。後方の6列は、3席または4席をつなげてベッドのように利用できるカウチシートの「ANA COUCHii」で、海外の航空会社でニュージーランド航空(NZ)が成田/オークランド線で提供しているが、日系航空会社では初めて導入。専用の寝具も用意する。シートピッチは32インチで、通常運賃に加えて、追加料金が必要となる。電源コンセントやUSBポートは全クラスに設ける。有料での機内WiFiサービスも提供する。
今運航している成田、羽田/ホノルル線はともに全246席または215席のB787-9型機で運航しているため、提供座席数は2倍以上に増えることになる。
エアバスA380型機(520席仕様)シートマップ
1階の後方には多目的ルームを設置し、シンクやベンチシート、着替え台、おむつ交換台などを用意。そのほか1階と2階には計5ヶ所のバーカウンターを設置し、ドリンクや軽食を提供する。また、機内は朝日、星空、虹、空などをイメージした、ハワイらしい壁紙や照明で演出します。
エアバスA380型機 「FLYING HONU」3機のデザイン
A380型機の機体デザインは、「ウミガメの家族」をコンセプトにしたものに決定。空をイメージしたANAブルー、海をイメージしたエメラルドグリーン、夕日をイメージしたオレンジの機体の3機。
CMに綾瀬はるかさん
新コンセプトは「ANA HAWAii」、CMでは綾瀬さんがハワイを紹介 「心地いい」「気持ちいい」などの「いい(ii)」を、お客様の驚き「!!」に変えたい、という意味を込めたCMのようです。5月5日からイメージキャラクターの綾瀬はるかさんが登場するCMを放映する予定が待ち遠しいです。