マルタを楽しむおすすめ時期とキーワード
地中海の臍「へそ」と呼ばれるマルタは1年と通じ快晴の日が多く日照時間は夏場で12時間、冬場で6時間程度で年間雨量が500ミリ程度と5月から8月はほとんど雨が降らず、マルタへ観光に訪れるにはベストな時期です。
地中海の小国マルタを語るうえでの8つおキーワードは
青い海、輝く太陽、歴史、カフェ、ジェラート、グルメ、ワイン&ビール、インスタ映えの絶景
そして忘れては行けないのがマルタはヨーロッパで1番LGBTの権利が進んでる国です。2014年には同性カップルのシビル・ユニオン(パートナーシップ)が認められ、保守的で厳格な宗教的価値観が、リベラルな方向へ急激に変化した。
またマルタは同性愛やトランスジェンダーを「治す」ために治療を受けさせることを禁止したヨーロッパでも特筆すべき国だ。
マルタを楽しむ8つのキーワード
文化・歴史を感じるマルタ悠久のエリア
マルタ共和国のキーワードはまず巨人伝説、アトランティス大陸の一部とも言われておりの遺跡として世界最古の建造物として世界遺産にも登録されている。
ハジャーイム神殿(Hagar Qim Temple)、イムナイドラ神殿(Mnajdra Temple)、タルシーン神殿(Tarxien Temple and Museum)、ジュガンティーヤ神殿(Grantija Prehistoric Temple)、首都バレッタや旧都イムディーナに代表される悠久の歴史、
天国の海に囲まれたマルタはブルーラグーンの聖地
周囲を地中海に囲まれたマルタは美しい海が自慢、青の洞窟として有名なマルタ伝統の可愛らしい小舟で洞窟内に進むブルーグロットは漆黒と紺碧のコントラストが絶景。
ゴゾ島の天国の海と呼ばれインスタ映えするブルーラグーンはまるで船が空中に浮いているかのような眼の錯覚も魅力の青に染まるBule.
観光客や地元マルチーズの集まるオシャレなカフェ
マルタのどこの街にも沢山あるのがカフェ、イタリアが近いせいかイタリアブランドのコーヒーチェーンが多くありエスプレッソユー€1、カプチーノ€1.5程度と非常にリーズナブルなので朝、昼、夕と気軽に立ち寄って地元の雰囲気を味わってみたい。
カフェによって若者が沢山集まる店や地元のおじさん達でにぎわう店、観光客で一杯の有名店までいろんな場所で毎日カフェ三昧したい。
常夏のマルタにはジェラートが似合う
太陽が一杯の国マルタだからジェラートは欠かせないスイーツの一つだ、ジェラートの本場イタリアに近く本格的なジェラートが満喫できる。
熱いときの甘いジェラートは体力回復にも役立つしジェラート片手に美しい町並みやコバルトブルーの海を散歩しながら食べられる物マルタの醍醐味だ。マルタでは価格も€2−3程度と毎日通いたくなるジェラート天国だ。
マルタの3つの島はインスタ映えの絶景スポットだらけ
マルタには旧市街のヴァレッタや古都イムディーナ、ヴァレッタ対岸のスリーシティーズ、リゾートエリアのセントジュリアン、海岸沿いに可愛いアートなマルサシュロック。
1980年台の映画ポパイのロケ地でセットがそのまま残るポパイ・ヴィレッジ、もちろんマルタ全体を取り囲むブルーラグーンの美しい海は言うまでもなく絶景のインスタ映えスポットでお気に入りの1枚をレンズに納めてほしい。
マルタグルメは旅イチばんの楽しみ
マルタは海に囲まれた国、マルタグルメは海の幸はもちろん、眩しい太陽の下で育ったオリーブオイルやトマトをたっぷり使った絶品グルメが目白押しです!イタリアンレストランが多く、マルタ料理店、うさぎのお肉料理、シーフードレストラン、中華、タイ、アラブ、トルコといったエスニック料理店などさまざまなレストランがあります。
レストラン、バー、カフェはだいたい朝9時から深夜1時まで営業してます。真ん中に穴のあいたフティーラやボール型のホプスのマルタパン、マルタ名物の四角いピザも是非試してみて。
テロワールの3要素、土壌、気候、場所が優れたマルタワインと安うまビール
世界中どこに行ってもご当地ビールは人気がある、もちろんマルタにも安くてうまいビールとワインが待っている。ランチから食事と合わせて是非地元産のワインやビールを味わってほしい。
チスク・ラガー・ビール(CISK Lager Beer)、シャンディー(Shandy)、ロード・シャンブレー(Lord Chambray)、ホップリーフ・ベールエール(Hopleaf Pale Ale)などマルタローカルビール。
タメーナ(Ta’Mena)、メリディアーナ(Meridiana)、マルソヴィン(Marsovin)、デリカータ(Delicata)など有名ワイナリーではテイスティングツアーも実施しているので参加してみては。
旅行は天気が命!マルタの太陽は裏切らない
地中海の交通の要所としてマルタは中世から栄えてきたが年間日照時間が非常に長く300日晴れる太陽の恩恵をふんだんに享受できる観光地だ。マルタの太陽は観光客の強い見方でヨーロッパの観光地の中でも気候がよく治安も良い、そしてイギリスが統治していた事からも英語が公用語で言葉も安心、物価も安くお値打ちに観光が楽しめる。
常にさわやかな気持ちで過ごせるマルタでは是非早起きして日の出を楽しみ、夕方には刻々と変わる美しい海と空のグラディエーションを満喫し小さな国のすべてを楽しんでほしい。
マルタに行くならこの6エリアに注目!
①マルタ首都とその周辺
・ヴァレッタ|Valletta
聖ヨハネ騎士団に守られた旧市街ヴァレッタはおすすめ観光スポットが目白押しのエリア。美術館・博物館、首相官邸、国会議事堂、図書館、大聖堂など城塞都市マルタの歴史を
紐解く上、絶対に外せない注目エリアです。毎日正午に行われる空砲セレモニーも見逃せません。
・スリーシティーズ|The Three Cities
スリーシティーズとはヴァレッタの対岸の街でヴィットリオーザ|Vittoriosa、セングレア|Senglea、コスピークア|Cospicuaの3つの街。1565年の「マルタ大包囲戦」
ゆかりのヴィットリオーザとセングレアは聖ヨハネ騎士団のゆかりの街。近くのパオラ|Paolaの街には世界遺産の地下神殿や巨石神殿があり必見。
②マルタ東部エリア
・セントジュリアン|St Julian’s、スリーマ|Sliema
ヴァレッタが悠久の歴史地区とするとセントジュリアンとスリーマはマルタのリゾート地区だ。レストランやカフェ、ナイトクラブも多く若者でにぎわうエリア、
またスリーマ東側にはショップが多くショッピング・買い物に適している
③マルタ中央〜西部エリア
・イムディーナ|Mdina、ラバト|Rabat
城塞都市イムディーナは中世マルタの首都が置かれた場所。小高い丘の上にある城壁に囲まれたイムディーナは外部からの侵入を防ぐため片側は深い堀があり
反対側は100m近い断崖の石垣に守られ貴族の館や宮殿が今も残り中世の名残を感じゆったりとした時間が流れる中町歩きを楽しみたい。馬車での散策も楽しめる。
④マルタ南部エリア
・マルサシュロック|Marsaxlokk、ズリー|Zurrieq、レンディ|Qrendi
マルタ古来の漁村で「ルッツ」と呼ばれる目がデザインされた魔除の伝統漁船が今も漁を行っている。マルサシュロックは可愛らしい昔ながらの漁村で南部海岸線には
マルタの絶景観光地としても有名な青の洞門や飛び込みで有名なセントピーターズ・プールなど自然豊かな景観も魅力の一つ。
ユネスコ登録世界遺産で最古の遺跡、ハジャーイム神殿(Hagar Qim Temple)、イムナイドラ神殿(Mnajdra Temple)は約5600年前に建造された人類最古の遺跡の一つ。
⑤マルタ北部エリア
・メリーハ|Mellieha、セントポールズベイ|St Paul’s Bay
マルタの中では比較的田舎のエリアでのんびり過ごすにはもってこいのエリア。暮らすように長期滞在でマルタの魅力を発見するには良い場所で、
中心地ブジッバにはカフェやレストラン、娯楽施設もある。ポパイ・ヴィレッジやドラゴナーラ洞窟、マルタ国立水族館、要塞 聖アガサの塔、メリーハ防空壕など観光素材も。
⑥ゴゾ島・コミノ島エリア
・ゴゾ島|Gozo、コミノ島|Comino
マルタ本来の自然が残る島で世界有数のダイビングスポットとしても有名。マルタ最古のジュガンティーヤ遺跡やチタデル、丘の上のキリスト、塩田ソルトパン、ダイバー憧れの
ブルーホールもコゾ島にある。
天国の海と言われるコミノ島のブルーラグーンは夏場ともなるとこの美しい世界最高レベルの透明度を誇る海に沢山のクルーズツアーで観光客が一目この海を見て泳ごうと集まってくる。
ブルーラグーンへのアクセスはクルーズツアーが一番便利だ。ゆったりとリゾート気分を満喫したい。
マルタ旅行を楽しむおすすめコースとマルタ観光のコツ!
せっかくのマルタ旅行は時間を気にせずゆっくり楽しみたい物です。しかしあまり時間がない、滞在にっすが短い場合は効率的に観光するコースをあらかじめプランニングしておくとこをお勧めします。
・1日コース:
マルタに1日しか滞在できない場合はまずは午前中に旧市街ヴァレッタを観光しよう、見所が集中していて簡単に観光できる。そして午後からイムディーナの古都を観光で大満足。
・2日コース:
1日コースにプラスして、巨石遺跡エリアとブルーグロット(青の洞門)やマルサシュロックエリアをゆっくり観光して、スリーシティーズやセントジュリアン地区を。
・3日間コース:
2日コースにプラス、ゴゾ島やコミノ島を1日かけてしっかり観光するのがお勧め
・4日間以上コース:
滞在日数にゆとりがあれば是非宿泊エリアを変えてみよう、歴史地区やリゾート地区、離島地区の違うエリアでの州泊がおすすめだ。
特に個人でマルタ観光をして回りたい場合はマルタのバスは時間通りになかなかやってきてくれない、30分待ってもこないときは来ない。時間にゆとりを持ってマルタ時間を楽しむくらいの気持ちがマルタを楽しむコツです。逆に計画通りにしっかり時間管理しながら効率的に観光したい場合はやっぱりプロに任せて現地の日本語ガイドさんに案内してもらうのが安心です。