「逆さの家」Home upside down
ポーランド北部にある村、シンバルクには「逆さの家」があります。
共産主義の打倒の象徴で、天地が逆に建てられたこの家の入り口は屋根付近の窓で、家の中では天井を歩きます。この家は、ただ逆さなのではなくあるメッセージが隠されています。
「旧共産主義体制の時代」と「現代」です。この家を考えた人は、旧共産主義の時代は全部が逆だったということを家逆さまにして表現しました。
家の中にある家具や調度品も全部がひっくり返って設置されています。そして当時に合わせて社会主義塗れです。リビングのテレビ、クリスタル装飾のドレッサー、トイレもレトロです・・・そうです、まさにプロパガンダです。
そしてこの逆さまの家には入場できます、中に入ると平衡感覚がおかしくなった感じがします。若干乗り物酔いしたときの感じです。
周辺には世界最大のピアノや世界最長のボード等もあるので是非ポーランドにお越しの際は立ち寄ってみてはいかがですか。