シルバーシー・クルーズで航く世界3大運河+1
世界最高峰、6スタークルーズの船上から世界の主要運河を実際に航行する
眺めをお楽しみください。それぞれの運河で目の当りにする世界の歴史と経済、
自然の景観は驚きと感動の経験となります。
グラマラスヴォヤージュでは世界3大運河+1のfunatabiをお勧めいたします。
スエズ運河

地中海と紅海を結び、インド洋へとつながる海の交通の要衝で、海面と水平な人工運河。
パナマ運河と異なり運河中にロックは設置されておらず、見渡す限りに左右に広がる砂漠、点在する家々などをご覧いただけます。
運河を通航できる航路は1レーンのみ設定されており、船がすれ違う場所は5箇所に限定されるため、通常は10-15隻程度の船団3つを組んで航行することになります。
日本に馴染みのあるエピソードとして、この運河には日本政府からの支援の下に建設された橋がかかっており、スエズ運河橋、あるいは当時の大統領の名前からムバーラク平和橋、エジプト-日本友好橋と呼ばれています。
日本からの支援は建設費の60 パーセント、135億円に上り、橋は2001年10月に無事開通しました。運河上70 mの桁下高さがあり、全長は3.9km。主支間を支える高さ154mの2つの主塔はオベリスクの形に設計されています。
この橋の高さのために、スエズ運河を通航することができる船の水面上最大高さは68 mに規定されています。
アラビア世界からヨーロッパに抜ける、エキゾチックなエリアを運河よりご堪能ください。
パナマ運河

パナマ運河は、大西洋と太平洋を繋ぐ全長約80km、最小水路幅192mの閘門(ロック)式運河。海抜26メートルのガトゥン湖(運河の最高点)が存在するなど運河中央部の海抜が高いため、ロックを採用し水位を上下させて船を通過させているのです(“水の階段”)。
他にも、カリブ海 ⇔ ガトゥン・ロック ⇔ ガトゥン湖 ⇔ ゲイラード・カット ⇔ペデロ・ミゲル・ロック ⇔ ミラ・フローレス湖 ⇔ ミラ・フローレス・ロック ⇔ 太平洋。
このように、多くのロックを利用して徐々に上がっていくため、パナマ運河は「船が山を越える」と評されることもあります。
パナマ運河を通過できる船の最大のサイズはパナマックスサイズと呼ばれています。ロックのサイズにより、現在、通過する船舶のサイズは、全長294メートル、全幅32.3メートル、喫水12メートル以下に制限されていますが、拡張工事完成後は、それぞれ最大366メートル、49メートル、15メートルまで(クルーズ船については、現在までに計画具体化あるいは建造中のものを含めて全て)通航可能となり、ますます注目の航路となりそうです。
キール運河

世界3大運河の最後は「キール運河」です。ユトランド半島の根元に位置し、バルト海と北海を結ぶ運河として知られていますが、正式な名称は「Nord-Ostsee Kanal(北海バルト海運河)」といいます。
長さ98km、幅102m、水深11m。通行可能な船舶は長さ235m、幅32.5m、水上部の高さ40m、喫水9.5mと制限が厳しく、特に高さをクリアできずに通ることのできない客船がとても多いのです。
また、北海とバルト海の海面の間に高度差は少ないですが、バルト海にでる端の部分に潮の満ち干に対応するための水門があります。
キールといえば軍港のイメージが強いですが、この運河の最大の特徴は左右に広がる緑の地、
人々の生活、牧草を食む牛や馬など 絵に描いたようなヨーロッパの牧歌的な風景です。
デッキでビールでも飲みながら、ゆったりと進む水路の旅はいかがでしょうか。
コリントス運河

そしてもっともオススメの+1が、ギリシアのペロポネソス半島の根元を横断する運河です。左右を切り立った断崖絶壁に囲まれており、ご覧のとおり大迫力の通峡シーンをお楽しみいただけます!
コリントス運河は水位が一定で、コリントス地峡の丘を一直線に縦断して掘られています。全長6343m、運河の幅は水面部で24.6m、深さは8m、運河の途中に鉄道橋と道路橋があり桁下は52mとなっています。
古くからこの地に運河をつくる構想はあり、かのカエサルも着目していたようですが、時代はかなり下って、1869年にエジプトでスエズ運河が開通したのをきっかけに、これに触発されたギリシャでも建設が進みました。
この運河の開通で、従来のペロポネソス半島を大きく迂回するルートに比べて航路が400kmあまり短縮されましたが、幅が狭いため大型の船舶は通行できません。シルバーシーならではのユニークな航路であるといえるでしょう。
お客様のご要望をお伺いし、旅行プランをお作りします。
こちらで紹介していないプランやホテル、クルーズに関しましても、
お気軽にお問い合わせください。
世界3大運河 を豪華客船で航く船旅!
のお問合せ・お申し込みはこちら!
下記フォームの備考欄にご希望の日数、ホテル、ルームカテゴリー、部屋数・部屋割り、参加者全員のお名前(パスポート記載のスペル)をご記入ください。