イタリア旅行の魅力を最大限に引き出す20州の人気ランキング
イタリア旅行は、芸術、歴史、美食、そして息を呑むような景観が融合する魅惑の体験です。
北部のアルプスから南部の地中海の島々まで、20の州それぞれが独自の魅力を秘めています。
ローマのコロッセオ、フィレンツェのドゥオモ、ヴェネツィアの運河など、世界的に有名な観光地はもちろん、隠れた宝石のような場所も数多く存在します。
イタリアは、北部から南部まで20の州で構成される多様性に富んだ国です。各州が独自の文化、歴史、料理を誇り、訪れる人々を魅了し続けています。
2024年の訪問者数では、永遠の都ローマを擁するラツィオ州が首位を占め、ルネサンス文化の中心地トスカーナ州が続きます。
水の都ヴェネツィアを有するヴェネト州、美しい海岸線のリグーリア州、そして古代遺跡と地中海の魅力が融合するカンパニア州とシチリア州も人気を集めています。
北部では、ファッションの中心地ミラノを擁するロンバルディア州や、アルプスの絶景が楽しめるピエモンテ州、トレンティーノ=アルト・アディジェ州が注目を集めています。
中部のウンブリア州は「緑の心臓」と呼ばれる自然豊かな地域で、静かな旅を楽しむことができます。
南部では、トゥルッリで有名なプーリア州や、マテーラの洞窟住居が世界遺産に登録されているバジリカータ州など、独特の魅力を持つ州が点在しています。
また、島嶼部のサルデーニャ州は透明度の高い海と美しいビーチで知られています。
2025年の最新トレンドでは、サステナブルな旅行や地元の人々との交流を重視する体験型観光が注目を集めています。
各州の見どころや旬の情報、そして旅行者の口コミを交えながら、あなたのイタリア旅行をより豊かなものにするための情報をお届けします。
日本人にはハネムーンや新婚旅行で圧倒的な人気を誇るイタリア旅行。美食の宝庫エミリア=ロマーニャ州から、青の洞窟で有名なカンパニア州まで、イタリアの多様な魅力を存分に味わう様々な旅行の計画にお役立てください
イタリアのすべての州を北部から南部に向かって並べると・・・
イタリア北部の8州
- ピエモンテ州 (Piemonte)
- ヴァッレ・ダオスタ州 (Valle d’Aosta)
- リグーリア州 (Liguria)
- ロンバルディア州 (Lombardia)
- トレンティーノ=アルト・アディジェ州 (Trentino-Alto Adige)
- ヴェネト州 (Veneto)
- フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州 (Friuli-Venezia Giulia)
- エミリア=ロマーニャ州 (Emilia-Romagna)
イタリア中部の4州
イタリア南部の6州
- アブルッツォ州 (Abruzzo)
- モリーゼ州 (Molise)
- カンパニア州 (Campania)
- プッリャ州 (Puglia)
- バジリカータ州 (Basilicata)
- カラブリア州 (Calabria)
イタリアの島嶼の2州
2025年最新 イタリア旅行で訪問者の多い州ランキング
1位 ラツィオ州(Lazio)
・イタリア旅行の王道。ローマ(Roma)を中心とした古代遺跡や歴史的建造物、バチカン市国などの世界的な観光スポットが集積しており、ラティーナ(Latina)、ヴィテルボ(Viterbo)など年間を通じて訪問者数が非常に多い地域です。
2位 ロンバルディア州(Lombardia)
・ミラノ(Milano)、ブレシア(Brescia)、ベルガモ(Bergamo)をはじめ、ビジネスとファッションの中心地としての魅力、またレイクコモやイゼーオ、イタリアのシャンパン、フランチャコルタの産地で自然やリゾートエリアも人気の理由です。
3位 ヴェネト州(Veneto)
・ヴェネツィア(Venezia)、ヴェローナ(Verona)、パドヴァ(Padova)など、歴史とロマンティックな風景が特徴の都市があり、国内外からの観光客に支持されています。フルーティなプロセッコの産地としても有名。
4位 トスカーナ州(Toscana)
・フィレンツェ(Firenze)、ピサ(Pisa)、シエーナ(Siena)などルネサンス文化と美しい田園風景が魅力で、ワイナリー巡りやトリュフハンティング体験、芸術体験が人気です。
5位 カンパニア州(Campania)
・ナポリ(Napoli)、やカプリ島の青の洞窟、プロチーダ島、イタリアで最も美しいアマルフィ海岸の入り口サレルノ(Salerno)、ポンペイ遺跡、イタリアのベルサイユ宮殿と言われるカゼルタ(Caserta)など多彩な歴史・文化・自然が融合し、沖合に浮かぶイスキア島はテルメ(温泉)が人気で年間を通じた観光需要が高い地域です。イタリアで最も有名なピッツァ・マルゲリータの生まれ故でシーフードも美味しい。
6位 シチリア州(Sicilia)
・シチリア島は地中海のリゾート地としてだけでなく、古代ギリシャ時代の遺跡や美しい海岸線、独自の食文化が注目される美食の島で近年アグリツーリズモが盛ん。パレルモ(Palermo)、カターニア(Catania)、シラクーザ(Siracusa)など訪問者数は着実に増加中です。
7位 ピエモンテ州(Piemonte)
・都市部ではトリノ(Torino)、ノヴァーラ(Novara)、アレッサンドリア(Alessandria)を中心に、美食やイタリアワインのバローロの産地、アルプスの自然も楽しめるため、アルバは白トリュフの世界的産地で観光客に人気です。
8位 エミリア=ロマーニャ州(Emilia-Romagna)
・ボローニャ(Bologna)、フェラーラ(Ferrara)、ラヴェンナ(Ravenna)、リミニなど、グルメや文化、リゾート施設が充実しており、家族連れや若者にも支持されています。フェラーリやランボルギーニなどイタリア自動車産業の中心地。
9位 プーリア州(Puglia)
・バーリ(Bari)、ターラント(Taranto)、ブリンディジ(Brindisi)など地中海に面した美しい海岸線やアルベロベッロの伝統的なトゥルッリ(円錐形の住居)、カステル デル モンテ、マテーラの洞窟住居が魅力。ここ数年で観光ブームが続いています。
10位 リグーリア州(Liguria)
・ラ・スペツィア(La Spezia)を起点に チンクエ・テッレ(5つの村)やイタリア・リヴィエラとして知られ、リラックスしたサンレモ(Sanremo)など海辺のリゾート地として根強い人気があります。海運と金融の街ジェノヴァ(Genova)はMSCクルーズの本拠地。
11位 ウンブリア州(Umbria)
・内陸部ながらペルージャ(Perugia)、アッシジ(Assisi)、スポレート(Spoleto)など歴史的な町並みや自然美、芸術文化が楽しめるため、訪問者数は安定しています。ノルチャは黒トリュフの産地。
12位 マルケ州(Marche)
・イタリア中部のアドリア海沿いに位置し、歴史と自然が調和する地域。州都アンコーナ(Ancona)、ペーザロ(Pesaro)、ウルビーノUrbino)が文化の中心で、ウルビーノはルネサンス芸術の宝庫。美しい海岸線とシビッリーニ山脈も魅力で、静かな観光地として人気。
13位 アブルッツォ州(Abruzzo)
・イタリア中部山岳リゾートと国立公園が魅力。ハイキングが楽しめるグラン・サッソ国立公園、海辺のリゾート地ペスカーラ(Pescara)、中世の町ラクイラ(L’Aquila)、エーティ(Chieti)があり、伝統料理のアルロスティチーニやモンテプルチアーノ・ダブルッツォワインも楽しめ、静かな環境で歴史と自然を満喫できます。
14位 サルデーニャ州(Sardegna)
・美しいビーチとクリスタルブルーの海と独自の文化が特徴。主な観光地は、高級リゾート コスタ・スメラルダ(Costa Smeralda)、歴史的な都市 カリアリ(Cagliari)、中世の町 アルゲーロ(Alghero)。自然と歴史を楽しめる魅力的な場所。夏季を中心に国内外から多数の観光客が訪れます。
15位 カラブリア州(Calabria)
・南イタリアの美しい海岸線と山岳地帯が特徴で、歴史的建造物も豊富です。崖上の街トロペア(Tropea)、ルッフォ城があるスキッラ(Scilla)、古代遺跡が残るレッジョ・ディ・カラブリア(Reggio di Calabria)。コゼンツァ(Cosenza)、クロトーネ(Crotone)南イタリアの自然と歴史が楽しめ、比較的リーズナブルな観光地として人気が高まりつつあります。
16位 フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州(Friuli-Venezia Giulia)
・イタリア北東部の国境地域で、ヨーロッパ各国の文化が交じり合う独自の魅力があります。アドリア海に面した港町トリエステ(Trieste)、ロンゴバルド族の遺産が残るチヴィダーレ・デル・フリウリ(Cividale del Friuli)、そして美しいミラマーレ城があります。ウーディネ(Udine),ゴリツィア(Gorizia)などの街も人気。
17位 トレンティーノ=アルト・アディジェ州(Trentino-Alto Adige/Südtirol)
・イタリア北部イタリアアルプスの雄大な自然とアウトドア活動、冬季スポーツが特に人気です。ドロミーティ山塊などの美しい山岳地帯が広がる地域です。主な観光地には、世界遺産のドロミーティ山塊、州都トレント(Trento)、レノン鉄道の起点ボルツァーノ(Bolzano)、そして温泉地として知られるメラーノ(Merano)があります。
18位 バジリカータ州(Basilicata)
・南イタリアに位置し、豊かな自然と歴史的遺産が魅力です。主な観光地には、世界遺産の洞窟住居群「サッシ」で知られるマテーラ(Matera)、イタリア最大のポッリーノ国立公園、そして州都ポテンツァ(Potenza)、法典と栗の街メルフィ(Melfi)があります。
19位 モリーゼ州(Molise)
・南イタリアの小規模ながらも、歴史や伝統、自然に触れられる穴場的な観光地として注目されつつあります。アドリア海に面した港町テルモリ(Termoli)、保存状態の良いローマ時代の遺跡があるサエピヌム(Saepinum)、そして州都カンポバッソ(Campobasso)があります。
20位 ヴァッレ・ダオスタ州(Valle d’Aosta)
・アルプスの山々に囲まれたイタリア最小の州ですが、冬季スポーツや山岳リゾートとして一定の需要があります。フランス語とイタリア語が公用語です。主な観光地には、ローマ時代の遺跡が残る州都アオスタ(Aosta)、要塞博物館があるバード砦、そしてスキーリゾート地のクールマイユール(Courmayeur)、レウイル・チェルヴィニア(Breuil-Cervinia)があります。
2024年の公式な統計が最終確定する前の参考情報となります。なお、最新のデータはイタリア国家統計機関(ISTAT)やイタリア国家観光局(ENIT)の公式発表をご確認ください。
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