毎年の旅に出かけても果てしない地球の旅。
いくら世界地図を塗りつぶしても未知なる街へ心馳せる自分がいる。
理由を付けては旅に出かけるが訳がある。
見知らぬ街を訪れ、ショーウインドウや行き交う人々、車を眺めているだけでも、
また知らぬ世界への期待に心が躍ってしまうものです。
世界の街には、その土地ごとの民族・文化に根ざした、
魅力的なラグジュアリーホテルがたくさんあります。
長年伝統として受け継がれたホスピタリティ。痒いところに手が届くサービス、趣向をこらしたグルメなど。
ただ寝るだけの場所ではもったいない。高評価を得ているホテルには、旅で疲れた体を休めるだけでなく、Spa・プール・ジム・レストラン・バーやコンシェルジュサービスなど好奇心の眼を向けて積極的に活用する事で得られる驚きや喜びがあります。
ホテルライフが充実すればするほど滞在はあなた色に馴染み快適になります、経験を重ね奥深いホテルの魅力にも気づけば必ず「至極の私が泊まりたかったホテル!」に出合えることでしょう。旅行の行き先が”ラグジュアリーホテル”これもまた旅の大きな楽しみですね。
今回は“パラスホテル”パリの5ツ星の上に格付けされホテルを紹介します。フランス政府が国内でわずか13軒だけに許した“パラスホテル”の称号。その6軒がパリ市内に。5年という期限付きの称号は審査をクリアしないと取消されてしまう可能性もあるということ。
フランス|パリ
オテル・プラザ・アテネ パリ
モンテーニュ通り沿白い外観、部屋の窓に赤い花が植込まれたテラスや外灯の美しい装飾が印象的。アランデユカスのレストラン”Alain Ducasse at Plaza Athénée”は代名詞。客室はフロアによってルイ16西様式とアールデコ様式エッフェル塔やシャンゼリゼ通も至近。 |
パーク ハイアット パリ=ヴァンドーム
オスマン時代から残る歴史的建造物で、高級アパレルブランド、パキャンのメゾンが入るオートクチュールの殿堂だった「現代版パラス第1号」です。カーヴの中に設えたグリルルーム「ル・ピュール」もお楽しみいただけます。オペラ座やルーブル美術館も徒歩圏内。 |
ホテル・ロイヤル・モンソー
1928年の開業以来世界中のセレブ定宿、狂騒の1920.30年代の雰囲気をそのままに残し究極のブティックホテルとして蘇りました。クラランスの最高ライン“マイブレンドby Clarins”によるスパ。白亜の室内プールも貴重。レストラン”イル・カルパッチョ”や”ラ・キュイジーヌ”。 |
イタリア|ベニス
フォーシーズンズ・
ジョルジュ・サンク シャンゼリゼ大通りから徒歩数分。館内には花園の世界が広がり、落ち着きと洗練されたサービスに歴史の奥行きを感じさせます。ミシュラン二つ星のメインダイニング「ル・サンク」では、様々なメニューを少しずつ楽しめるテイスティングメニューが用意されています。 |
ル・ブリストル
アール・デコ建築は20世紀初頭のホテルの趣。スタッフの対応にも定評があり、ミシュラン三つ星のガストロノミック レストランは10月~4月の間「冬の晩餐の間」として楽しめます。新たなビストロ「114フォーブール」はミシュラン星を獲得する実力と評されています。 |
ル・ムーリス
ルーブル美術館に近く、ヴァンドーム広場やブティックが立ち並ぶリボリ通りに位置しています。各国要人をもてなしてきた歴史と芸術家サルヴァトーレ・ダリが滞在していたことでも知られています。ディナーは三つ星のレストラン「ル・ムーリス」でお楽しみいただけます。 |