ポーランドの「ビャウォヴィエジャ」お酒の好きな方なら、過去に一度は飲んだことがあるズブロッカというウォッカ。この名前はこのビャウォヴィエジャ原生林のジュブル(ヨーロッパ・バイソン)にから来ています。 ズブロッカのウォッカにはバイソングラス(Bison Grass)を漬け込んだビャウォヴィエジャ産の香草が一本入っていいます。その香草があの草っぽいズブロッカ特有の芳醇な桜のような香りを漂わせていま。
ジュブル(ヨーロッパ・バイソン)はヨーロッパ大陸のどこにでもいる野牛でした。その後絶滅の危機にさらされましたが現在ジュブルはビャウォヴィエジャの森のポーランド側に1300頭以上のヨーロッパバイソンが生息するまでになりました。
ビャウォヴィエジャの森|Bialowieza National Park
ポーランドとベラルーシの国境に広がるビャウォヴィエジャ原生林はヨーロッパに残された最後の原生林と言われています。ビャウォヴィエジャ国立公園はポーランドで最も古い国立公園で唯一のユネスコ自然遺産に指定されています。ここはジュブル(ヨーロッパ・バイソン)の故郷であるだけではなく、多様な動植物の楽園としても有名で古から変わらぬ自然環境の森で動物たちは生きています。
ビャウォヴィエジャ国立公園のほぼ半分が特別保護区で厳しい立ち入り制限が敷かれています。そのため、観光客は人の立ち入りが可能な定められたルート内でガイド付きで散策をすることになっています。国境を跨ぐ世界遺産は世界に7ヶ所ありヨーロッパには3ヶ所ありますがそのうちの一つがビャウォヴィエジャ国立公園です。
ビャウォヴィエジャ国立公園内には自然森林博物館や動物の飼育センター(European bison Show Reserve)もあり、そこでは放し飼いされているジュブルやディアス、エルク、イノシシ、オオカミにも出会えます。
ポーランドの都市部とはは異なった景観や文化風習、温か実のある木材でできた建築物などの自然に寄り添った生活文化は都会生活に慣れた私たちの心を満たしてくれる魅力もたっぷりです。
ビャウォヴィエジャ国立公園内には2008年にオープンしたゲストハウスがあり素朴な雰囲気の森の中にありビャウォヴィエジャの森の数多くのトレッキングコースの拠点としても最適です。周辺には数多くのゲストハウスやペンションなどの宿泊施設がありゆっくり滞在してヨーロッパ最古の原生林の森を満喫してみては。
四季それぞれの自然の素顔を見せてくれるビャウォヴィエジャ国立公園は、春4-5月には花が咲き気温も20度くらいと公園を散策するには一番良い季節です、夏になると暑い日もあり30度近くなることもありますが公園探索はとでも楽しい時期です。秋も深まる10月は「ポーランドの黄金の秋」と呼ばれる季節で彩とりどりの森林の広葉樹が舞い落ちる神秘的な光景を満喫できます。そして冬にはバイソンやシカ、イノシシは狩りにしっかりと時間をかける季節です、特別な許可を取りクロスカントリースキーを利用しての探索も可能です。
ビャウォヴィエジャの森への1日ツアー
ワルシャワからビャウォヴィエジャの森への1日ツアーの内容
7:00 ワルシャワのホテルでのピックアップ
11:00〜14:00 ビャウォヴィエジャの森 制限区域への訪問(ウォーキングツアー)
14:00〜15:00 ランチ
15:00〜18:00 ポーランド最大の聖三位一体正教会(Holy Trinity Orthodox Church)見学のために、ビャウォヴィエジャの森
の西側の町、ハイヌフカに立ち寄ります。大聖堂は国際正教会の音楽祭でも知られています。
22:00 ワルシャワのホテルへの送迎
料金 (お一人当たり)
- 235ユーロ / 4名参加の場合
- 257EUR / 3名参加の場合
- 305EUR / 2名参加の場合
- 450EUR / 1名参加の場合
- 専用車手配の場合は上記+25%増しとなります。
料金に含まれるもの:
- 車/ミニバス代
- ホテルからのピックアップサービス
- 英語を話すドライバー
- ビャウォヴィエジャ国立公園の護区域で英語を話すガイドツアー(約3時間のウォーキングツアー)
- 国立公園への入場料
- レストランでの伝統的なポーランドのランチ(スープ、メインコース、水)
- ほとんどの車に無料のWi-Fiがあります。