タイで初開催のLBGT+トラベルシンポジウム2018
今回初めてタイのバンコックで開催されるLGBT +トラベルシンポジウムは、タイ政府観光局(Tourism Authority of Thailand)と提携して、30以上の世界有数のLGBT +バイヤーとメディアがバンコクで集結し開催されます。日本、米国、英国、カナダ、イスラエル、イタリア、スペイン、ドイツ、フランス、オーストラリア、東南アジアから関係者が集います。
会場となるSOソフィテル・バンコク(SO Sofitel Bangkok)ではSO Pool Partyも開催されるようです。
かなり盛り上がるようなので楽しみですね。
LBGT+トラベルシンポジウムではどんな人達が講演するのか
以下の24名のパネラーが講演をするみたいです。
色々な話が聞けることを期待しています。
・イササク・スパーソーン
タイの観光局の知事
・Srisuda Wanapinyosak
タイの観光局、ヨーロッパ、アフリカ、中東、アメリカのマーケティンググループの副知事
・マリオ・ハーディ博士
アジア太平洋地域における旅行と観光の責任ある発展を促進する非営利団体協会、太平洋アジア旅行協会(PATA)の最高経営責任者(CEO)。ハーディ博士は基調講演を行います。
・ピヤラート「テイ」カルジャレク
テレビパーソナリティ
・スティーブジョンソンスティーブンソン
タイのニューヨーク事務所の観光局のマーケティングマネージャー10年近くにわたりタイのLGBT +エンゲージメントを開拓してきました。
・クリスリー
タイ、英国、アイルランドの観光局のマーケティング担当責任者。
・ユタマスカランコ
ソフィテルバンコクのビジネス開発担当ディレクター。LGBT +旅行の長期的なリーダー
・ジェフリー・ウェッブ
ペニンシュラバンコクのマーケティングディレクター、ジェフリーは、タイ、オーストラリア、カナダ、米国で 25年以上の経験を持つ
・ニックダウニング
バンコクのチャオプラヤ川に位置するこの伝説的ビル・ベンズレーの都市型高級リゾートのリーダーシップを担当しています。
・エリオロペス
ベルモンドのLGBTセールス&ディレクターのディレクター、HotelierとLuxury Travel Industryセールスのプロフェッショナル
・ピーター・ジョーダン
UNWTOとPATAを含む、つ観光ストラテジストと研究者。
・池内志保
ホテルグランヴィア京都海外マーケティングディレクター
・ラファエル・オリバレス
すべての目の肥えた旅行者のための豪華な旅行コンシェルジュであるAgence-Vのマネージメントパートナー。
・ジョエルカブレラ
アメリカに拠点を置くズームバケーションの共同設立者兼チーフトラベルオフィサー。
・リースファームミル
アウト・アンド・トゥ・トラベルを開設者
・ダレン・バーン
OutOfOffice.comの創設者で、2016年にラグジュアリーLGBT包括旅行ブランドを設立した元テレビジャーナリスト。
・ケフ・セネット
カナダのノンフィクション作家で、旅行、スポーツ、人権、LGBTとジェンダーに関する話を専門に扱っています。
・メグ・ケール
LGBTの旅行代弁者およびコミュニティの教育者。
・Dirk Baumgartl
ドイツ最大のLGBTQメディアネットワークの旅行コンテンツ&戦略責任者。
・ビクタープラトン
フィリピンのゲイのライフスタイル出版、ライター、LGBTのパーソナリティを率いる編集者。
・Jesse Desjardins
旅行ブランドのコミュニティ、戦略、製品を開発するコンサルタントであるfwNATIONの責任者
・イムリカルマン
イスラエルのLGBT協会の社会活動家
・ビリーコルバー
LGBTQの戦略、マーケティング、トレーニングの世界的リーダーであるHospitableMeの創業者。
・ユンネンジョン
世界でも有数の豪華で経験豊かな旅行マガジン「OutThere」の編集長。UwernはTAT NYCのLGBT + Luxury Travel Ambassadorにも勤務しており、IGLTAの取締役会長
LGBT先進国のタイは18の性別が存在するらしい!?
日本でも東京の渋谷区が2015年に同性カップルを結婚に相当する「パートナーシップ」と認める証明書の発行し、世田谷区が「宣誓書」を開始しましたが、3年が経ちますが日本では他の自治体で同様の動きは残念ながら見受けられませんね。やっぱり日本はLGBTの後進国なんだなぁと感じています。
他人と違うことを嫌う国民だから仕方ないのかもしれませんが、国が進めるインバウンド目標が高くなればなるほど海外からのお客様が日本に旅行しに来てその中には相当数のLGBTの方々もいるはず。そんなトランスジェンダーの人々が来日して目に映る、感じる違和感とはどんなものなのでしょう?
タイって性転換の為にタイを訪れる外国人も沢山いるほど性別に対する考え方が幅広く容認な国の代表ですよね。タイの観光地では必ずと言ってよいほどミスターレディーショーや、おかまショーなどがあり、「えっぇ!」っていうほど美しく綺麗な男の子?!がいたりビックリすることもしばしば。
タイ以外でも最近はLGBTTIQQ2SAなんて色々長い呼び名がありますが。
Lesbian:レズビアン(女性同性愛者)
Gay:ゲイ(男性同性愛者)
Bisexual:バイセクシュアル(両性愛者)
Transsexual:トランスセクシュアル(性転換をした人)
Transgender:トランスジェンダー(体の性と心の性が一致しない人)
Intersex:インターセックス(中間的な性)
Queer:クィア(さまざまな周縁的セクシュアリティを一つにまとめた表現)
Questioning:クエスチョニング(自分の性のあり方を決めない人、探している人)
2-Spirit:北アメリカの先住民で様々なジェンダーロールを生きている人
Allies:アライ(LGBTを賛同・支援する理解者)
タイでは驚きの18もの性別が存在するらしいです。タイは暖かい気候が影響しているのが国民がおおらかで寛容ですよね。昼でも夜でもLGBTの人たちが普通に仕事をしていて性的少数者に対する差別が非常に少ないと感じます。
同姓婚を認めている国
ヨーロッパ:15ヶ国
オランダ、ベルギー、スペイン、ノルウェー、スウェーデン、デンマーク、アイスランド、フランス、イギリス、ポルトガル、スロベニア、ルクセンブルク、グリーンランド、エストニア、フィンランド、イタリア
アメリカ大陸:6ヶ国
アルゼンチン、カナダ、アメリカ合衆国、ウルグアイ、ブラジル、メキシコ(一部で可能)
アフリカ大陸:1ヶ国
南アフリカ共和国
パートナーシップ法がある国
ヨーロッパ:18ページヶ国
ドイツ、スイス、サンマリノ、アンドラ、スロベニア、エストニア、チェコ、アイルランド、ハンガリー、オーストリア、リヒテンシュタイン、クロアチア、ハンガリー、マン諸島、ジャージー諸島、ジブラルタル、アルタ
中東:1ヶ国
イスラエル
アメリカ大陸:6ヶ国
メキシコシティ、エクアドル、ブラジル、コロンビア、チリ、ベネズエラ
太平洋:1ヶ国
オーストラリア(一部の週でのみ可能)
アジア:2ヶ国
(台湾)台北市 高雄市、(日本)渋谷区 世田谷区
同性愛が死刑になる国
サウジアラビア・イラン・スーダン・ソマリア・イエメン・モーリタニア・アフガニスタン・パキスタン・アラブ首長国連邦・北朝鮮など。
これらの国への渡航はできませんね….
タイがLGBTの旅行先に適している理由
アジアの国の中ではやっぱりタイがダントツの人気です、タイ人の気質「マイペンライ」”まぁいいか”の精神です。とにかくちっちゃなことは気にしない文化なのです。おそらくとってもおおらかで、ファジーな雰囲気と国民性と性に関して寛容だから。
タイでは日本のニューハーフのことをレディボーイ(女性の格好をした男性)、タイ語では、カトゥーイ(กะเทย)や、トムボーイ(男性の格好をした女性)もよく見かけます。凄く寛容なのに同姓婚は認められていません。
タイはLGBTの人々が快適に旅行できるような環境やインフラ(宿泊施設・レストラン)が非常に整っている点が挙げられます。タイは大きくて活気に満ちたLGBTコミュニティがあること、特にトランスジェンダーのコミュニティの存在が有名である。
LGBTが社会に溶け込んでいるタイでは日本とは比べものにならないほどLGBTの社会進出も盛んで街の中至る所に溢れています、その分自然に旅行先でも溶け込め自然体で楽しめるのがポイントです。
グラージュではLGBTIのためのグループ旅行の企画を募集しています。
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