クルーズQ&A
クルーズに関するよくある疑問・質問にお答えします。
船旅とコースついて
Q どんな海域でクルーズしているの?
海外クルーズと日本周辺海域があります。
海外クルーズといえば、人気の順に世界の3大クルーズ海域であるカリブ海・地中海・アラスカは毎年大人気です。 また季節が限定されますがオーストラリアやニュージーランド、東南アジアクルーズ、ダイナミックなスエズ運河・パナマ運河通航やダーウィンの進化論のガラパゴス諸島、南米アルゼンチンから南極へのクルーズなどがあります。 ロサンゼルスを母港としたメキシコを目指すカリフォルニアクルーズも定番です。
日本周辺海域は北海道、瀬戸内海、屋久島など日本の風景を楽しみながら、東北三大祭りや徳島阿波踊りを観光するコースなども人気です。 八丈島や沖ノ鳥島で鯨やアホウドリを見るクルーズも船でなければ味わえない大自然です。 お手軽な名古屋、大阪、神戸、東京などのクリスマスクルーズもございます。
日本発着のクルーズもありますが、飛行機で出港地に向かう「フライ&クルーズ」を利用するとクルーズ旅行の幅が広がりますよ。
Q どのクルーズ船がいいのでしょうか?
カジュアル船(Casual):比較的新しくて大きなクルーズ船が多いです。 カリブ海や地中海などに多く就航しています。 これらのクルーズ船は船上にアイススケートリンクやロッククライミング壁、サーフィンの出来るプール、ショッピングモールといった大型設備を持っていて、ラスベガスのように豪華で賑やかに楽しめる船です。
ラグジュアリー船(Luxury):逆に高級なクルーズ船というのは、比較的小型であることが多く、乗船客も少ないく、料金も高めになります。 高級料理を味わい、エンターテイメントも落ち着きのある内容であったり、極上の行き届いたサービスを楽しみながらゆったりとした最高級の雰囲気のなかクルーズがおこなわれています。
プレミアム船(Premium):カジュアル船とラグジュアリー船の中間のクラスです。 中型から大型のクルーズ船が中心で2回目以降のクルーズにお勧めです。 飛行機でいうとビジネスクラスに値するような少し落ち着いて贅沢な価値の高いサービスを体感できるでしょう。
以上三つのクラスに分類されています。
クルーズ船のクラスを目安に、どのようにクルーズを楽しむかにより選択するのがいいでしょう。選び方にも、①クルーズ船で選ぶ ②料金で選ぶ ③お部屋タイプで選ぶ ④就航コースで選ぶなど、いくつかの選択肢があります。
クルーズ客船は、大きさ、施設、船内装飾などそれぞれの船によって独特の個性があります。賑やかなクルーズが良ければ大型船、落ち着いたクルーズなら小型船がお勧めです。
カジュアル船:1日当たり1万円前後のクルーズ。日数は3~7日間ほど。
乗客定員は2,000人を超す、7~15万総トンの大型船が多い。 乗客3-4人に乗員1人
プレミアム船:1日当たり2万円を超すクルーズ。日数は4日~2週間前後。
乗客定員は500-1,000人、3~5万トンの船が多い。 乗客2-3人に乗員1人
ラグジュアリー船:ワールド・クルーズなど日数は2週間~3ヶ月以上に及び、1日当たり4万円を超す高級クルーズ。5万総トン級の船も少なくない。 乗客1-2人に乗員2人
Q. クルーズに適した季節って?
クルーズ会社はそのエリアのBEST SEASONに船を就航しています。 夏には涼しい海域、冬には暖かい海域へと最高の条件で景色をお楽しみいただけるようコースを設定しています。 一年中安定した気候のカリブ海や東南アジアなどでは、いつも決まったクルーズ客船が定番コースを周回しているなんていうこともあります。 一般的に言えば、春・秋の地中海、夏のアラスカ、冬のカリブ海が三大クルーズエリアと言われています。 せっかくならやはりベストシーズンを選んで乗りたいクルーズ船への乗船がお勧めです。
Q. クルーズっての普通の旅行と較べて高くないですか?
クルーズの旅行代金は、ツアーによって多少の違いがありますが、基本的にはクルーズ代金にクルーズ期間中の食事代、さまざまな船内施設の利用料金、工ンターテイメントヘの参加費などが含まれているのが一般的です。 エステやスパ、アルコール代、一部のスペシャリティーレストランや寄港地でのオプショナルツアー、上陸後の個人的な消費に関わる費用は別途必要になりますが、これはクルーズ以外の他の旅行でも同じですよね。一日あたりの費用計算をしてみてください、 とてもお得なことに納得がいくはず。 しかも安全、快適で豪華絢爛、寝ている間に次の目的地に移動できることが最大のメリットです。
Q. クルーズ船上の支払い方法は?
船上でエステやスパ、お買い物をしたり、アルコールを飲んだり、寄港地観光の申し込みなど個人的な出費をした時は、クルーズカード(乗船証)を提示して伝票にサインをするだけでOKです。 チェックイン時にカウンターでクレジットカードを登録すると、下船前日に請求書明細が配られ金額を確かめるだけでOK! 現金での支払は必要ござません。 船内はキャッシュレスでお部屋から出かけるときはクルーズカード一枚を持っていれば大丈夫です。
Q. クルーズ船以外の手配は可能ですか?
クルーズ以外にどんな手配でも遠慮なくお任せください! 航空券、ホテル、送迎、ガイド、寄港地での観光手配や海外旅行傷害保険などの手配も行っております。
客船・客室(キャビン)について
Q 高い料金のキャビンにするか、安い料金のキャビンにするか迷っているのですが。
クルーズ船の料金は一般的に低層フロア内側が安く高層フロア海側バルコニー付が高いです。
船会社にもよりますが内側(窓なし)、内側プロムナード(内側だがプロムナードを見渡せる窓付き)、海側(窓付き)、海側(バルコニー付)、海側スイート(バルコニー付)の順に客室(キャビン)が良くなっていきます。
料金の高い部屋は客室(キャビン)が広いだけでなく、窓も大きく、バルコニーやバスタブ付の場合があります。
バルコニーがあると、自分たち専用の外気に直接触れる空間が持て、ルームサービスで朝食を潮風にあたりながらなんて優雅な旅ができるというメリットもあります。 窓の大きさが違うと、陽の光が入ってくる量が違います。 また朝起きてその日の天気もすぐに確認でき気分が随分変わります。内側(窓なし)は電気をつけない限り真っ暗でちょっと閉塞感があります。 その差はきっと大きいですよ。
ただ、料金の高いキャビンの方が上の階にあるものですから、初めてのお客様にはお勧めです。逆にキャビンは寝るためだけに帰ると割り切って、安いキャビンで旅をするという方もリピーターには多いものです。
基本的にクルーズ代金の差は、キャビン(客室)の広さと位置の違いで設定されています。船内施設の利用や他のサービスに違いはありません。 一部クルーズ会社では○○クラブなどの名称で専用エリアを設けてゆったりと落ち着いた空間や、専用ダイニングを提供しているものもあります。近年クルーズ船の大型化に伴い船上での一人当たりスペースが少なくなっておりそれに対応したクルーズ船も増えてきているようです。
客船・客室(キャビン)タイプは個々の価値観とクルーズライフをどう過ごしたいかでお選びください。
Q キャビン・カテゴリー(タイプ)はどうなっているのですか?
おすすめは?
現在のクルーズ客船は、一部クルーズ会社を除きモノクラスといって、どのクラスのキャビンに泊っても船内施設の利用に制限はありません。
キャビン・カテゴリーというのは、客室の広さや位置の違いを表しています。カテゴリーの呼び方は客船によって違っていますが、高いほうから、スイート、セミスイー卜、スーペリア、デラックス、ステートなどのように表現され、内側か海側か、バルコニーがついているか、何階のデッキかなどでクラスが分かれています。
最近の客船は、1部屋2人使用が基本ですが、ファミリー利用のために3-5人で使用できるキャビンや、ごく限られた客船には1人で旅する人のためのシングル用キャビンもあります。
お勧めは初めての参加なら最低限窓付きをお勧めいたします、予算が許せばバルコニー付がお勧めです。キャビンは寝るだけと完全に割り切っていただけるのなら内側も堅実ですね。
Q. 一人参加できますか?
2名様で1室利用が基本ですがもちろんお一人様参加も可能です。一部屋をお一人で使用する時には、おひとり様ご旅行代金が、2名様ご利用時の料金から130%から200%という割り増し料金となります。(クルーズ会社により異なりますのでお問合わせください)
ごく限られた客船となりますが、おひとり様用のキャビンがある場合もございます。
Q. 船内でたばこは吸えますか?
ご指定の場所で喫煙できます。
公共の施設は禁煙・喫煙と分かれています。 また一部クルーズ船には葉巻・パイプは専用室がありますダイニングルーム、シアターなどの公共の場所では禁煙となります。
船会社によっては客室、バルコニー、ラウンジの指定のコーナーにて喫煙が可能な場合もございます。
お申込みの際にご相談下さい。
Q. 客船って狭くて揺れそうに思えるのですが。
小型船の中には狭くて揺れる客船もあります。 大型船になればなるほど揺れは少なくなります。 最近の新造船は造船技術の進歩で、海中に翼のようなひれを出して横揺(ローリング)・縦揺(ピッチング)を防ぐスタビライターを備えた、揺れない客船造りが世界の主流です。 しかし、やはり海の上を進む船なので天候に左右されますから、多少の揺れはあります。
各客船とも、一番下のクラスの船室面積は、約15㎡前後で地上のホテルに比べると若干狭いですがとても機能的に明るく、広く見えるように視覚的な工夫と、機能的な収納の工夫がなされており快適にお過ごしいただけると思います。 もちろんゆったりとした広いお部屋もございますのでご要望に応じてご検討ください。
Q. 手早く自分に適した客船を選ぶ方法とは?
クルーズ船は、クルーズ運営会社、船の大きさ、施設、船内装飾などそれぞれの客船ごとにテーマと特有の雰囲気があります。 クルーズ船ごとに最大乗客定員、乗組員数が異なりますし、お客様一人あたりの広さや、乗組員の割合、設備の多様性など比較対象もいろいろあります。 クルーズ会社ごとにサービスのこだわり・力の入れ方も千差万別です。 年々大型船化が進んでおり一般的に派手で煌びやかなアメリカ人好みの大衆的な船が多いのも事実です。
良いクルーズ船とは、小型船から中型船であることが多く、乗船客も限られた人員で、料金も高めになります。その分クルーズ本来の持ち味の痒いところに手が届くサービスを提供してくれます。食材も本物の高級食材を多用し世界の有名シェフ監修のレストランで食事を楽しんだり、エンターテイメントもラスベガススタイルのミュージカルでなくより洗練されたアカデミックな内容であったり、ゆったり落ち着いたクルーズが堪能できます。
ある程度のランク以上の客室(キャビン)を選ぶのであれば、大型船の上級客室(キャビン)と小型船の通常客室(キャビン)の料金は大差ありません。 ポイントは、フランクに賑やかなクルーズが良ければ大型船、落ち着いたクルーズなら小型船がお勧めです。
お客様がどの客船・客室が適しているかお悩みになったら、是非クルーズのプロにご相談ください。
船内での過ごし方について
Q.海の上だと退屈するのでは?
施設もサービスもイベントも充実しているので暇をもてあそばすことはありません。クルーズ中は船内で開催されるウエルカムレセプションやショー、コンサートなどのエンターテイメント。ダンスパーティ、ゲーム大会やタオル折り紙各種イベントに料理教室、ヨガレッスンなど多彩なカルチャー教室などがほとんど無料で参加いただけます。しかも朝、昼、午後、夜と一日を通じ船内どこかで開催されているので大忙しです。
Q.客船のメイン・ダイニングで食事する場合は特殊なシステムがあると聞いたのですが。
クルーズ船により予め指定のレストランとお食事時間が決まっているものから、いつでもご自身の都合でご利用いただけるビュッフェスタイルのレストランまで様々です。一般的にカジュアル船のメインダイニングは時間制(2部制)が多くラグジュアリー船になるにつれてお好きな時間にご利用いただける傾向があります。 ご利用のクルーズ船ごとにシステムが異なりますので詳しくはお問合せください。
Q.クルーズに必要な服装とは?
船ごとに決められたドレスコードがございます、事前にドレスコードをご案内しますのでそれに従い服装をご用意いただきます。寄港地では普段のカジュアルな服装で大丈夫です。
船内でのドレスコードは主に夕食以降の時間帯に適用されます、毎朝船内新聞に記載され提案すので必ず確認し準備をしましょう。
ドレスコードは以下の3つに分かれています
「カジュアル」、「インフォーマル」「フォーマル」
【カジュアル】
あまり制約はありませんが男性は襟付きのシャツにスラックスなど。短パン&スニーカーは避けてください。女性はブラウスにスカート・スラックス、といったいわゆる普段着で大丈夫です。(ジーンズは避けた方が無難です)
【インフォーマル】
少しお洒落な服装が良いです。ジャケット+ネクタイ、ワンピース やパンツスーツが最適です。女性の場合はアクセサリーを組み合わせると良いでしょう。
一部クルーズ船では、「スマートカジュアル」と呼ばれることもあります。
【フォーマル】
男性はタキシード、ダークスーツにネクタイ。女性はイブニングドレス、和服、カクテルドレス、ワンピースをご用意ください。
結婚式やパーティーの時のイメージをしていただくを分かりやすいと思います。
*たとえカジュアルの日でもお洒落をしすぎて困ることはありません!自分らしさを存分に発揮してその場を楽しむ子Tが大切です。
Q.たくさん服をもっていくとなると、荷物が多くなりそうなのですが?
クルーズ船に持ち込める荷物の量は一般的に航空会社が預かってくれる荷物より余裕があることがほとんどです。クルーズ会社により異なりますが、一般的に約45-90kgまでお持ち込みいただけます。
Q.寄港地観光とはどんなものですか?
寄港地周辺の世界遺産の観光や博物館・美術館を巡るものからワイナリーを訪問したりショッピングツアー、マリンスポーツ・乗馬などのアクティブなコースまでラインナップは豊富です。日本出発前または乗船後に船内で事前に申し込む必要があります。カジュアル船などでは有料ですが、一部ラグジュアリー船になると寄港地観光も無償で含まれているものも。
Q.チップに慣れていないのですがシステムは?どのように渡すの?
チップは客室係とレストランのウエイターへ支払う必要があります。現在は現金で渡す習慣はなく、各お部屋に自動的に加算されていくシステムです、最終日にお部屋に届く明細にチップ代金の記載もございますのでご確認ください。一部クルーズ会社では日本出発前に事前に支払える場合もご合います。 また、ラグジュアリー船などでは予めチップも含めた設定もございます。
Q.船上の支払い方法は?
船内での支払いに現金は使いません。ご乗船時に受け取るクルーズカードにてサインをするだけで船内全ての支払いが可能です。最終日にお部屋に届く明細に船内ご利用代金の記載されます、あらかじめ登録したクレジットカードにて決済されます。
Q.船内で洗濯はできますか?
一部クルーズ船にはランドリールーム(コインランドリーの様なもの)がある場合もございます。専用コインを購入しご利用いただけます。料金はクルーズカードに加算されます。(一部のクルーズ船では、直接現金コインを投入するスタイルも)。アイロンの使用は無料ですが、洗濯機、乾燥機は有料の船もあります。
また、多くの船にランドリーサービスがあります(ドライクリーニングとランドリーサービス:有料)。ご利用の場合はお申し込み用紙と専用のバッグ(袋)に洗濯物を入れて客室係渡します。基本的に翌日に仕上がります。
Q.外国語に不安があります。
殆どのクルーズ船での公用語は「英語」です。英語圏以外のクルーも沢山働いているので片言の英語でも意思を伝えることは可能ですし、クルーは一生懸命ゲストが何を伝えたいのか汲み取ろうとしてくれるので恥ずかしがらずに積極的に会話しましょう。
どうしても不安な方は英語の翻訳機やスマホの翻訳アプリを使うのも一手です。「日本語コーディネーター」が乗船するコースを選ぶのも言葉に心配することなく楽しくクルーズいただけます。
Q.旅行中に記念日を迎えるのですが、何か記念になることはできないでしょうか?
結婚記念日、定年退職の記念に、還暦・古希・米寿のお祝いに、様々な記念日にサプライズ演出で感動をお届けすることも可能です。詳しくはご相談ください。